Adsence
2012年12月4日火曜日
NEX + オールドレンズ写真館 第5回 鷹の目テッサー
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
オールドレンズ写真館、第5回は鷹の目テッサーです。
テッサーの50mmは数種類出回っていまして、西ドイツ玉、東ドイツ玉、ゼブラ柄などがありますが、こちらはCarl Zeiss Jena DDR Tessar 50mm F2.8となります。
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
DDRとは、東ドイツ市民連合と言う意味あいらしいですね。
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
小型軽量なのがテッサーの特徴でありますが、このレンズはレンズをかなり奥目に配置してあり、フードも必要ない感じでしょうか?
ヤシコン時代には45mmのテッサーが存在しますが、あれは、ギリギリのパンケーキ設計なので、絞りとかピントリングが非常に窮屈な感じになります。
ヤシコンは派手な発色と、ちょっと高すぎるんじゃいか!?と思われる、強いコントラストのある描写ですが、こちらは落ち着いた発色を感じますね。
それでは、実写画像へと参りましょうか?
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
いやはや、もっとオールドレンズらしい、渋い絵を見せるのかと思いきや!
新しいレンズが、ドン引きするような描写じゃないですか!
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
猫の描写は、ヤシコンよりも好感が持てます。
毛並みの柔らかさが、よく表現できていると思いますね。
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
完全に日が沈んだ、日没後の撮影です。
これには、ちょっと驚きましたね!
ほんのわずかな光で、この描写は何ですか!?
4群5枚という、きわめて少ないレンズ構成が、なし得る透明感なんでしょうかね?
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
透過光を見る感じでは、やはり明部と暗部の二極化と言う感じか?
まあ、それがテッサーの特徴と言えば、そうなのかも知れません。
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
遠景は、きっちりとした描写で、安心して使える感じですね。
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
ボケは、二線ボケ見たいな感じですか?
絞りは開放です。
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
F5.6あたりまで絞っても、ボケは落ち着きの無い感じでしょうか?
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
ヤシコンツァイスと比べると、発色は渋めな感じです。
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
すっきりした背景を選べば、ボケも気にならないですね。
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
最短撮影距離は35cmまで寄れるので、万能レンズ的な使い方が可能です。
50mmと言う画角であれば、35mmフルサイズで使いたいレンズですね。
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
解像度は、それほど無いんですけど、ナチュラルな感じです。
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
こう言うシーンなら、75mm相当の画角は使いやすいですね。
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
既に日が沈んで、あたりが暗くなりかけています。
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
夜間でも、手持ちで行けるレンズですね。
NEX-3 CONTAX Distagon 28mm F2.8
ストロボは不用と言うか、焚かない方が良い雰囲気で撮れるくらいですね!
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
これ以来、NEXを持ち出す場合は、ストロボは持ってこないことにしています^^;w
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
NEX-3 CONTAX Distagon 28mm F2.8
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
鷹の目は、夜でもストロボは不用ですね^^;
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
メダカ
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
イモリ
近接撮影の切れ味も、文句無し!
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
この辺の描写を見ていると、決してトーンが弱いわけじゃないと思います。
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
さすがに1960年代前半のレンズだと、逆光には弱いですね。
コーティング技術が、まだまだ、進化していない時代です。
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
発色は渋めながら、十分な彩度を実現してくれますね。
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8 + KENKO DG EXTENSION TUBE 10mm
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8 + KENKO DG EXTENSION TUBE 10mm
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8 + KENKO DG EXTENSION TUBE 10mm
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8 + KENKO DG EXTENSION TUBE 10mm
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8 + KENKO DG EXTENSION TUBE 10mm
さすがに、接写リングをかませると、解像度がついてこない感じでしょうか?
柔らかい絵を狙いたい時には、有効かも知れません。
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
NEX-3 Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
いやあ、これは奥の深いレンズですね!
一言で、こう言う描写と言い切れないくらい、光によって、表情を変化させるレンズですね。
この辺りが、コーティングは発展途上でも、構成枚数の少ないレンズ特有の内面反射の少なさから来る、キレの良さ!
ぼけ味が撮影対象によって、今一だったり、絶妙だったり!
特に、山野草の撮影時のボケが良い感じに見えます。
35cmという、当時では比較的近接が効く設定も、ボケの特性を生かしている感じなのかも?
個人的には、「山野草マイスター」と呼んでいます。
接写リングや、クローズアップフィルターを使わなくても、この玉一つで様々なシーンに対応できますし、軽くて、小さくて、お値段もお手頃!w
ツァイスレンズとしては、1万円前後で入手可能なきわめて廉価版なレンズです。
一万円で、これだけ使えれば、手に入れない理由は全く見当たりません^^;
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿