
さて、引き続き第2回を掲載して行きます。
このレンズは、CONTAXレンズの中では最も安価に手に入る、小型の望遠レンズです。
最安価版レンズだからと言っても、描写は決して安物ではありません!
NEXと組み合わせるには、ギリギリと思われるほど、ずっしりと重たいレンズですね。
その分、写りも重厚ですよ!
それでは、実際の写真を見て行きましょうか。
ぼけ味は、やはり単焦点レンズ!と言う感じですね。
このレンズに関しては、最短撮影距離が1.6mと結構長いので、接写リングは必須です。
20mmのリングを挟むと、このくらいの倍率になります。
ここまで、すべて接写リングを併用したものです。

これだけ、背景がうるさいボケでも,奇麗にまとめてしまうのが単焦点レンズの魅力です。

NEX-3 CONTAX Sonnar 135mm F2.8 + Mutar 1
ムター1と併用すると、焦点距離は換算400mmで最短撮影距離が1.6mとなります。
このくらいのマクロ表現がムター1のみで可能になりますね。

彩雲や虹をきれいに捉えられるレンズは、本物の証です!



ポートレートには最適なレンズでしょうか?
換算200mm相当になるので、人よりは猫向きでしょうか?

こういう対象にも向いていますね。

風景でも、活躍してくれます。



人物の描写も行けますね!








こちらも、接写リング併用
こちらも接写リング併用です。

オリオン大星雲
NEXの高感度だと、三脚だけで明るい星雲は写りますね。

アンドロメダ大銀河

スバル

電力マン!


さて、だらだらと並べてみましたが、いかがでしょうか??
いわゆる、単焦点望遠レンズ!の描写ですね!
最近では、望遠はズームが主流になってきていますが、単焦点の魅力は、明るい事、明るさの割には小型化できる事、なんと言っても素直なぼけ味!これに尽きるのかな??
コントラストも、十分高く、立体感のある描写ですね。
中古相場1万5千円くらいですけど、この値段でCONTAX、Carl Zeissレンズの魅力を十二分に満喫させてくれる玉だと思います。