高濃度汚染水、9日にも移送 福島第1原発2号機 :日本経済新聞 - http://www.nikkei.com/news...
" 東京電力は7日、福島第1原子力発電所2号機のタービン建屋地下とトレンチ(坑道)にたまっている高濃度の汚染水について、9日にも排水作業を始めると発表した。
汚染水は建屋内の復水器にいったん入れ、現在進めている「玉突き移送」で3万トンの容量を確保したうえ、集中廃棄物処理施設に仮設ポンプなどで移送する。
排水が完了すれば、建屋内にある原子炉冷却装置の復旧に向けた作業が可能になるとしている。
ただ、汚染水は原子炉側から流れ込んでいる可能性が高く、東電は排水と並行して流路の特定や防水作業を行う。
また、空になったタービン建屋の除染なども必要で、本格的な復旧作業には時間を要するとみている。" - でくの Bookmarklet 経由 (編集 | 削除)
韓国「雨に放射能」不安視、小中学校など休校相次ぐ :日本経済新聞 - http://www.nikkei.com/life...
" 福島第1原子力発電所の事故を受け、韓国で「放射能雨」を不安視する声が広がっている。
全国的に雨模様となった7日には首都圏の京畿道で幼稚園と小中の計126、南西部の全羅北道では4つの小学校がそれぞれ休園・休校した。
予定されていたプロ野球のナイトゲーム4試合も中止となった。
前日から天気予報を見た市民が各地で学校を休みにすべきだと訴え始め、京畿道は校長の裁量に任せたため休校が集中した。
日本との距離的な近さから、市民レベルで高まっている不安感が久しぶりの降雨で一気に表面化した形だ。
韓国原子力安全技術院は各地の放射性物質の検出量を毎日発表。政府は降雨にも冷静に対応するよう呼び掛けており、7日も「外出や日常生活には全く支障が無い」と説明した。" - でくの Bookmarklet 経由 (編集 | 削除)
福島第1原発:韓国で学校の休校相次ぐ 放射能雨の懸念で - 毎日jp(毎日新聞) -http://mainichi.jp/select...
"福島第1原発:韓国で学校の休校相次ぐ 放射能雨の懸念で 【ソウル西脇真一】日本の福島第1原発事故を受け、放射性物質への国民の不安が強まっている韓国で7日、事故発生後、初めて本格的な雨天となり、「放射能雨」を懸念した京畿道(キョンギド)の一部の小中学校や幼稚園で休校・休園措置がとられた。休校は校長の裁量に任されたが、聯合ニュースによると126カ所にのぼった。
韓国原子力安全技術院院長は同日夕の記者会見で、済州島の雨水から極微量の放射性セシウムなどが検出されたが、「人体や環境への影響は無視できる水準」と冷静な対応を訴えた。
韓国の政府機関や専門家は、今のところ放射性物質の直接的な影響はないとしている。
「窒素注入」苦渋の決断、放射能放出の危険 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) -http://www.yomiuri.co.jp/science...
" 水素爆発を防ぐため、東京電力は福島第一原子力発電所1号機の原子炉格納容器に窒素を注入する作業を始めたが、注入によって高濃度の放射性物質を含む水蒸気が格納容器から漏れ出す危険性もある。
大きな事故を防ぐための手段とは言え、「苦渋の決断」が続く。 水素は、高温になった核燃料棒の被覆管(ジルコニウム)が水蒸気と反応して生成するほか水が放射線で酸素と水素に分解されてできる。
原子炉内は燃料の一部が露出したままで放射線量も高く、水素は生成し続けている。外側の格納容器にたまった水素の濃度は現在1・5%になっている。
水素の濃度が4%以上になると、酸素と反応して爆発を起こす危険性がある。
同原発でも先月12、14日に1、3号機で相次いで水素爆発が起きた。
いずれも原子炉建屋での爆発だったが、もし格納容器で爆発が起きれば、原子炉も損傷して大量の放射性物質が拡散する最悪の事態になりかねない。
窒素注入は米NRCの助言、水素爆発再発を警告 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) -http://www.yomiuri.co.jp/science...
" 新たな水素爆発を防ぐため、東京電力は福島第一原子力発電所1号機の原子炉格納容器に窒素を注入しているが、この措置は米原子力規制委員会(NRC)が報告書の中で必要性を強調していたものだ。
報告書は、同原発の現状について冷却のために原子炉に注入した海水の塩分が炉内にたまり、十分な冷却ができなくなっていると警告している。
NRCは、原発の安全審査や規制、放射性廃棄物管理の監督に強い権限を持つ米政府の独立機関。
日米政府が福島第一原発事故の対応のため設立した連絡調整会議にも参加している。
NRCのチームが先月26日付でまとめた報告書は、1~3号機について、核燃料の一部が溶け、圧力容器の底にたまっていると分析。
海水中の塩分が析出して燃料を覆い、冷却を妨げていると指摘した。
特に、圧力容器内の温度が高い1号機で、塩の量が多いと懸念を表明している。
2、3号機は、注水しても圧力容器の水位が上がらず、一部が壊れている可能性を示唆した。
また、海水は真水に比べて、放射線による分解で水素を発生しやすいと指摘。海水に溶けていた酸素と反応して、水素爆発を起こす危険があると警告した。
窒素注入は、その対策としてNRCが提案していたもので、東電は7日、「すぐに水素爆発する恐れはないが、(NRCの)指摘を踏まえた」と説明した。" - でくの Bookmarklet 経由 (編集 | 削除)
福島第1原発:見えぬ恐怖 20キロ圏内捜索に同行 - 毎日jp(毎日新聞) - http://mainichi.jp/select...
"福島第1原発:見えぬ恐怖 20キロ圏内捜索に同行 防護服に身を固め、福島第1原発から20キロ圏内の避難指示区域で行方不明者の捜索を行い、アルバムなどを回収する警察官ら=福島県南相馬市で2011年4月7日午後3時50分、佐藤泰則撮影 捜索現場上空には、風に乗ってヒバリが鳴いていた。
春を告げる暖かな南風。しかし、その方向には福島第1原発がある。20キロ圏内で7日、初めて行われた警視庁機動隊員の行方不明者捜索活動を見つめながら、私は汗をかいた額の防護服フードに隙間(すきま)がないか不安になり、あわててチェックし直した。
捜索に当たる隊員と同じ白い防護服を着用した。線量計も首から下げる。
露出した部分がないように、ガムテープを手足に何重にも巻いた。振り向くのもぎこちなくなる。
この姿で捜索活動に当たる警察官のつらさを思う。汗でゴーグルがすぐ曇った。
線量計がたえず気になった。1時間以上いても、「0.000」から変化はない。
しかし、厳重に着こなした防護服を脱ぐ者はいない。ゴーグルが曇っても外せない。
東日本大震災:私はこう見る アントニー・フロガットさん - 毎日jp(毎日新聞) -http://mainichi.jp/select...
"原発コスト、上昇必至--英王立国際問題研究所上級研究員、アントニー・フロガットさん(44) 福島第1原発事故が世界に与える影響は大きく分けて四つある。
ドイツが1980年以前に稼働した7基の原発を一時停止し安全点検を始めたほか、欧州連合(EU)が、安全性検査の実施を決めた。
福島第1原発1号炉は稼働から40年を経過しており、老朽炉を多く抱える英国、ドイツ、米国などでは、老朽炉の廃止や、寿命延長を見直す動きが今後、本格化する可能性がある。
二つ目は、使用済み核燃料の扱いだ。今回の事故は、原子炉建屋内の貯蔵プールに保管されていた使用済み核燃料にも問題が生じた。
原子炉内の核燃料と同様、万が一のことがあっても安全を確保するため、多重的に封じ込める構造を設ける必要性が明確になった。
ただ、建屋内に新たな防御施設を設けるのは、工学的に難しい点もあり、プールでの保管以外の新たな方法を模索する動きが始まるだろう。
三つ目は、立地の問題だ。福島は地震、津波が直撃しており、各国で立地の見直しが始まる。
最後は、原発のコスト上昇が必至ということだ。
今後、安全面での規制が強化されるだけで建設コストが上がる。
さらに、金融機関の原発建設向け融資の金利が引き上げられるのは確実で、建設・運用コストのいずれもが上昇する。
各国の世論調査を見ると、事故後に原発への懸念が高まっている。
米NRC幹部「福島原発、安定した状況でない」 :日本経済新聞 - http://www.nikkei.com/news...
"米下院エネルギー・商業委員会の小委員会が6日に開いた福島第1原子力発電所の事故に関する公聴会で、米原子力規制委員会(NRC)のバージリオ副局長は「状況は安定していない」と証言した。
ただ、NRCのクール上級顧問は、「放射線の状況は次第に良くなっている。放射線量は減少してきている」と証言。
「現時点では、原発周辺地域は安全だ。日本の一般市民に危険を及ぼす可能性はない」と語った。
バージリオ氏は、原子炉の炉心が過熱状態になる危険性について「ある」と明言。炉心の冷却状況に関する情報から、「炉心が水に覆われている時といない時がある」と分析。
「覆われていない時には過熱の危険性がある」と述べた。また、米ダウ・ジョーンズ通信によると、公聴会後記者団に対して、「事故後これまで、どの原発炉でも炉心が格納容器から溶けて出たとは考えられない」と語った。" - でくの Bookmarklet 経由 (編集 | 削除)
新たな原発安全基準、津波対策が柱に IAEA :日本経済新聞 - http://www.nikkei.com/news...
"日本政府は6日、国際原子力機関(IAEA)本部で開催中の原子力安全条約締約国点検会合の国別報告で、福島第1原子力発電所の事故状況を説明した。
出席国からは日本の原発の津波対策について質問が相次いだほか、日本が低レベルの放射性物質を含む汚染水を放出したことに懸念が示されたという。
IAEAは原発の新たな安全基準を策定する方針で、津波対策はその柱となる可能性が高い。
日本政府は「東電は福島第1原発で最大5.7メートルの津波を想定していたが、今回の津波はこれを大幅に上回る14メートルに達した」と説明。
政府として津波対策の強化を指示しようとしていた矢先に東日本大震災で被災したと主張した。